まず慎重にインプラント治療ができるかどうかの診査診断を行います
インプラント治療は、むし歯のように歯科医院に行けばすぐに治療できるというものではありません。治療を始める前に、残っている歯の歯周病などの病気を治す必要がありますし、また外科手術を伴うため、全身の健康状態の確認も必要です。
当院では安全に治療を成功させるために、治療前には次のような診査を行います。
●問診
・全身疾患の有無
・喫煙の有無、量
・歯ぎしりなどの咬合習癖の確認
・審美的なご希望
・経済的・時間的制約の確認
●視診・触診
・顎の骨が極端に減っていないか
・残存歯の歯周病がコントロールされているか
・相対する歯との咬み合わせなど
●レントゲン・CT
・骨量の確認
●歯牙歯列模型分析・口腔内写真
・欠損部位の確認
・残存歯の状況
・咬み合わせ
インプラント埋入前の処置 お口の状態を整えます
・口腔内の清掃の徹底
・残存歯の治療(歯周病治療、むし歯治療、咬合治療など)
・骨造成、上顎洞底挙上術、顎底増大術など(インプラント埋入と同時に行うこともあります)
インプラント埋入手術
インプラントの改良により、治療期間は短くなりつつあります
・一次手術(インプラント埋入手術 下顎2〜4ヶ月 上顎6ヶ月〜1年)
・二次手術(頭出し手術)、歯肉移植手術
・仮補綴物装着
仮補綴物の装着・修正(約2ヶ月)
・抜歯
・仮補綴物の修正
上部構造製作
・印象採得
・咬合採得(咬み合わせの記録)
・試適
・装着
メインテナンス
患者さまの口腔内の状況やお手入れによって、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月ごとにご案内します。